骨盤の改善
スマホのヘビーユーザーには、タオルを使ったこまめな首ほぐしも効果的です。もともと意識して首を動かすことも大事です。ただし、凝った状態でいきなり首を回すのは頸椎を傷める恐れがあるので要注意です。
そこでお勧めとなるのは、タオルで2個玉を結んで作って、首の「盆の窪」をほぐす体操です。盆の窪の凝りに結び目を当てて動かすだけで、安全に首の凝りをほぐせます。薄手のタオル2枚でやるといいでしょう。
背中や腰、足の裏にも利用できます。後ろを向いて体をひねる体操も全身のゆがみを改善し、首から背中、腰まで凝りをほぐせます。
四つんばいの姿勢で自分のお尻を見るように上体を左右にひねる体操です。上体をひねっていき、抵抗を感じる状態で約10秒キープします。呼吸を止める必要はありません。顔を戻したらふわっと脱力します。頭をだらりと下げで約10 秒リラックスさせます。これを3回行ったら、反対側も同様にやってください。
ここまで紹介してきた簡単な体操をすることでスマホにまつわる症状を改善させることができますが、何より長時間にわたってスマホをいじるのは、やはり良くありません。最近はLINEで「既読スルー」はいけないということで、トイレやお風呂にまでスマホを持ち込む人がいるようですが、ほどほどにしておきましょう。