スマホ首・スマホ肩を解消する簡単ストレッチ

スマホ巻き肩

 

 

呼吸が苦しくなって、代謝関係にも悪影響を与えるのが「スマホ巻き肩」という症状です。肩口から背中にかけて肋骨の外側を覆っているのが左右の肩胛骨ですが、肋骨を巻くような形でそれぞれ前にせり出てきて、両肩が前に出てしまうような状態のことです。まさしく悪い姿勢であり、肩こりや首の疲れの原因になります。

 

 

更に、胸が圧迫されることで腹式呼吸ができにくくなり、胸だけで呼吸をする状態になります。胸だけでの呼吸は、腹式呼吸よりも疲れやすいのです。

 

 

「スマホ巻き肩」の状態を10分以上続けていると血流も悪化します。女性の場合では、胸が垂れやすくなるので大変です。悪い姿勢でも1、2分程度ならばそんなに影響しないそうですが、10分以上続けるのが問題です。

 

 

スマホをいじりだしたら大抵は10分など簡単に過ぎてしまいます。続けて操作している時間に正比例して、体にはどんどん悪影響を及ぼします。意識がスマホの画面の中に集中しているので、体の異常にも気がつきにくくなっています。これはまずい状態です。

 

 

ちなみに「スマホ目」にも気をつけたいものです。遠くのものがぼやけて見えなくなる症状が出ます。間近なものを見続けるのでピントを合わせる毛様体筋が過度に緊張することで近視になりやすくなります。「スマホ目」が続くと、遠くのものがぼやけるようになります。スマホは確かに楽しいかもしれませんが、とにかくいじり過ぎは要注意なのです。